補足：バックパネル交換ガイドを読んでいる場合は手順5以降がないので、上記の画像を確認したい場合はマザーボード交換ガイドの手順5などを参照して下さい。

Google純正の交換用接着剤を使うのがベスト、というのが模範回答だと思います。

このページの右上にある「必要な工具と部品」のパーツのコーナーにあるGoogle Pixel 7a Rear Cover Adhesive Set - Genuineが該当しますので、お求めの場合はそちらから購入するのがよろしいかと思います。

この後のコメントにも書いてありますが、以下のリンク先のページを確認してみるとうまく行くかも知れません。

https://pixelrepair.withgoogle.com/udfps

結論から言うと、おそらくネジの専門家でも現物を見ないと判断できないので、長さ1.5mmのM1ネジを入手できるお店をご存知ならネジの現物を持っていって判断してもらうのが間違いないです。そのようなお店をご存知なくて、元々のネジが再利用できそうなら、再利用するのが正解だと思います。

私はPixel 7aの実機を持っていないのでネジ頭の種類は画像で判断するしかないのですが、おそらく低頭ネジ（pancake head、締め付け面が平ら）か皿ネジ（flat head、締め付け面が円錐形）かと思われます。トルクスプラスの1IPネジを作っているメーカーのサイズ表を見てみましたが、低頭ネジについては太さの情報がありませんでした。皿ネジについてはM0.9とM1の2種類の記載がありました。

仮にこの2種類のどちらかであるとしても、どちらかを判別するには専用の道具が必要になりますし、別のサイズの特注品の可能性もあります。また、自力で判別できたとしてもこのサイズのネジを扱っているのはネジの専門店だけだと思われますので、結局ネジの専門店に現物を持ち込んで相談するのが最適解になるかと思います。

なお、トルクスプラスIPネジと普通のトルクスネジではネジ頭の溝形状が異なるので、トルクスプラスIPネジを通常のトルクスドライバーで扱おうとすると隙間ができるはずです。そもそも強い締め付け力が必要な場所でもなさそうですし、ネジの締め付けや取り外しに問題ない程度の舐め具合であれば、元々のネジを再利用するのが現実的ではないかと思います。

なお、私はネジの専門家ではないですしPixel 7aの実機を持っているわけでもありませんので、上記の内容に問題がある可能性があることはご了承ください。また、不備を見つけた方がいらっしゃいましたら訂正していただければ幸いです。

最後に参考資料として、トルクスプラスネジの寸法規格表を紹介しておきます。どちらも英語です。

Weha Tools社のトルクスプラスネジ寸法一覧表

ポップリベット・ファスナー社のトルクスプラスねじパンフレット（PDF）（サイズ表は14ページ）

手順中に書かれているマザーボードの種類を判定するための数字は、マザーボードの横方向の中心の一番下、バッテリースペースのすぐ上の位置に「xx x-x」の形式で印刷されています。この印刷は分解を開始しなくても、バッテリーカバーを外してからバッテリーカバーの留め金部分が刺さっていた穴から覗き込んで確認することが可能です。

この手順は「ゲームボーイアドバンスips液晶化改造キット」の話をしているのだと思いますが、キットによって内容物が異なるようなので注意が必要そうです。例えば、マザーボードのピン数がどちらでも対応できるように2種類の接続ケーブルが用意されていたりします。

キャリブレーションツールのダウンロードページが日本語化されているので、日本でも利用可能だと思います。

この作業をしたことがないのでアレですが、キャリブレーションツール上で対応した機器が接続されていないと表示されるのであれば、作業に使うPCとPixelの接続が上手く行ってない可能性が高いと思います。

キャリブレーション作業ガイドなどをみながら確認してみることをお勧めします。